経理は、食いっぱぐれない仕事と言われています。
私自身、10年ほど経理をしてきて、転職も経験しましたが、やっぱり魅力的な仕事だと思います。
経理は、将来を考えて安定した仕事に就きたい人におすすめです。
- 食いっぱぐれない仕事
- つぶしの効く仕事
- 転職しやすい仕事
- 手に職がつく仕事
- 長く働ける仕事
このような条件の仕事を探している人にとってぴったりの職種です。
ただし、AI技術の進歩など時代は変わってきています。
この記事では、これからも食いっぱぐれない経理になるためのポイントも踏まえてお伝えします。
食いっぱぐれない仕事とは?
「食いっぱぐれない仕事」とは、長期的に安定して収入を得られる職業を指します。
どの時代でも需要が高く、長く勤めることができる仕事です。
代表的な例としては、医療や介護の分野がありますが、経理やITなどの職種も食いっぱぐれない仕事として人気があります。
汎用性の高いスキルが身につく仕事
汎用性の高いスキルとは、あらゆる職種や業界で必要とされる共通のスキルのことを指します。
プログラマーやエンジニアの仕事も汎用性が高いと言われます。
経理で身につく会計処理や税務処理のスキルも、どの業種でも汎用性が高いスキルです。
製造業や小売業など、どんな業種でも会計処理や税務処理は必要です。
身につければどんな業種へいっても即戦力として働けます。
時代に左右されず需要がある仕事
時代に左右されずに需要がある仕事とは、たくさんの人から常に必要とされるサービスや商品を提供する仕事のことを指します。
例えば、医療や食品関連の仕事も需要が高いです。
経理の仕事では、会社法などの法律で財務諸表の作成が義務付けられています。
どの会社でも必要となる手続きに携わるため、経理の専門知識は時代に左右されずに需要がある仕事です。
年収が高いまたは安定している仕事
年収が高いまたは安定している仕事は、経済状況に左右されず需要がある仕事です。
経理は、事務職の中でも比較的高い年収が期待できる職種です。
派遣やパートでも時給が高く、一般事務からのキャリアアップとしても人気があります。
英語を使った経理や管理職にキャリアアップすれば、さらに安定した年収が見込めます。
税理士や会計士など、経理のスキルを証明できる、知名度の高い資格が存在するのも魅力の一つです。
人間にしかできない業務がある仕事
人間にしかできない業務とは、人間の判断や人間同士のコミュニケーションが必要な業務です。
経理の仕事には、管理会計や経営判断など人間の洞察力や判断が必要な仕事がたくさんあります。
データ入力だけが経理の仕事ではありません。
経理の仕事は思いのほか人とのコミュニケーションが重要です。
AIの自動化が進んでも経理の本質的な業務はなくなることはありません。
経理が食いっぱぐれない仕事といわれる理由
経理は、どの企業にとっても重要な役割を持つ仕事です。
会計処理は、会社法や税法など、さまざまなルールに基づいて正確に行う必要があります。
法律はどの会社にも適用されるため、経理の専門知識を持った人はどこにでも需要があります。
経理はどんな企業にも必要な職種
経理の仕事がどんな企業にも必要とされる理由のひとつに、法人税の確定申告の義務があります。
法人税の確定申告は、法律で定められているルールです。
確定申告書を作成するには、日常の経理処理を正しく行えるスタッフが必要不可欠です。
専門的な経理の知識を持つ人材は、どんな企業でも必要とされます。
経理は転職しやすい
「経理は転職しやすい」と言われる理由のひとつは、業務の幅が広く、正社員以外にも様々な働き口があることです。
経理の仕事は、日常の仕訳業務や請求書の作成、支払いなど幅広い業務があります。
そのため、正社員のほかにも派遣社員やパートタイマーなどの求人も多く、転職しやすいと言われています。
ただし、高い年収を望む場合は、管理職の経験がないと採用されにくいなど、ハードルが高い側面があります。
経理はつぶしが効く
「経理はつぶしが効く」といわれる理由は、法律で定められた経理のルールが、どの企業でも同じように適用されるからです。
会社によって方針が異なる部分もありますが、ほとんどの場合、同じルールに基づいて経理処理が行われます。
そのため、未経験の業界でも経理の経験があれば歓迎される求人が多く、つぶしが効く職種といえます。
食いっぱぐれない経理になるには
食いっぱぐれない経理になるには、経理の基礎力を高めることが大切です。
最近ではAIを搭載した新しいシステムがどんどん開発されています。
どんなに便利なシステムでも、人間が正しい経理の知識を持っていないと使いこなせません。
まずは実務経験を通して経理の基礎をしっかり身につけましょう。
簿記2級と実務経験を積む
経理の基礎力を身につけるには、まずは簿記2級の取得にチャレンジしましょう。
簿記2級は経理に必要な基礎知識が身につく資格です。
求人でも簿記2級以上を持っている人を応募要件にする会社もあるほどです。
ただ、経理の実務では簿記検定で習わなかったような処理もたくさん出てきます。
実際に経理で働きながら、実務で使えるレベルに簿記の知識を定着させましょう。
中小企業経理で幅広いスキルを身につける
中小企業で働くと、経理だけでなく幅広いスキルが身につきます。
中小企業の経理では、経理以外にも総務や人事の仕事に関わる機会も多く、大企業では経験できない実務にも携われます。
将来、管理職になり年収アップを目指したい人にとって、経理の全体像を実務レベルで知っていることは大きなメリットになります。
高年収の経理を目指すなら
高収入の経理を目指すなら、専門的なスキルは必須です。
税理士や公認会計士など、高度な専門知識が必要で、知名度も高い資格は転職でもアピールできます。
さらに英語を使った会計処理や、国際税務の知識があると年収が高い仕事に転職しやすくなります。
独占業務のある国家資格を取得する
税理士や公認会計士の国家資格には、資格を持った人しか携われない独占業務があります。
企業の経理職として働くだけでなく、コンサルタントや税の専門家として独立起業も目指せる高度な資格です。
年収1000万円も達成できる可能性のある資格です。
大企業の経理へ転職する
大企業の経理では、高い経理のスキルや知識が求められる分、年収も高いです。
中小企業からの転職も可能ですが、大企業の採用面接はしっかりと準備する必要があります。
中小企業よりも年収が高く福利厚生も充実しています。
高い専門知識を活かして長く働きたい人は、大企業の経理転職を目指してみるのも選択肢の一つです。
英語を身につける
グローバル化が進んで海外との取引をする企業も増えてきました。
英語を使った会計処理や、取引先とのやり取りができる人材は需要が高いです。
海外取引で発生する税務の問題に対応できる人材はニーズが高まりつつあります。
国際税務や英文経理は、経理の中でも食いっぱぐれない分野です。
モブ美は英文経理の仕事に転職して給料がグンと上がったよ
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