経理未経験者が実務経験を積む方法【30歳未経験から経理になった私が解説します】

経理は実務経験者が優遇される業界です。

でも、未経験から経理に転職するのはとても難しいです。

「経理の実務経験者」になることは簡単ではありません。

未経験者はどうやって実務経験を積めばいいの!?

と思いませんか?
私自身、簿記2級を持っていても転職できない現実に打ちのめされた苦い経験があります。

そこで、私が実際に行った方法を5つのステップで解説します。

一緒に内定をつかみましょう!

この記事を書いている人
  • アラフォー☆経理10年目
  • 30歳未経験から経理正社員に転職
  • IT企業の一人経理
  • 会計事務所で英文経理
  • ベンチャー企業の経理
  • EC業界の経理
  • 老舗企業の経理←今ここ
モブ美の
簡単な
経歴です
目次

未経験から経理の実務経験を積む5つのステップ

経理の実務経験を積む方法を5つのステップで順番に解説しますね。

気になるところから読んでみてください。

STEP
日商簿記2級を取る

経理未経験からの転職を考えている人は、日商簿記2級の取得は必須です。

簿記2級があると応募できる求人の幅がグンと広がります

>>詳しく読む

STEP
経理業界に強い転職エージェントに登録する

転職エージェントは無料で使える転職支援サービスです。

求人の紹介や職務経歴書の書き方まで幅広くサポートしてくれます。

経理未経験者は、経理業界に強い転職エージェントを選ぶのがポイントです。

>>詳しく読む

STEP
経理の実務セミナーに参加して経理の仕事内容を知る

人材紹介会社では無料で参加できる実務セミナーを開催しています。

経理の仕事内容と全体像がわかります。

リアルな経理の実務を体感できますよ。

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STEP
無料で使える会計ソフトを使って操作に慣れる

会計ソフトの使用経験があると有利です。

有名な会計ソフトfreeeの無料お試し体験を使って実務と同じ操作画面に慣れておきましょう。

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STEP
未経験OKの求人に応募する

転職エージェントに登録すると、担当者があなたにぴったりの求人を紹介してくれます。

これまで身につけた経理の知識をしっかりとアピールして内定をつかみ取りましょう!

>>詳しく読む


①日商簿記2級を取る

経理未経験からの転職を考えている人は、日商簿記2級の取得は必須です。

応募要件を「簿記2級以上」としている会社もあるほど簿記保有者のニーズは高いです。

もし簿記2級の勉強に行き詰っていたらスタディング 簿記講座を使ってみるといいですよ。

受講料も安くてスキマ時間の勉強だけでも合格に近づけると好評です。

②経理業界に強い転職エージェントに登録する

転職に成功した人の9割が転職エージェントを利用しています。

経理業界に強い転職エージェントならジャスネットキャリアがおすすめです。

転職エージェントを使うメリット

転職活動する方法は大きく分けて5種類あります。

  • 転職サイトや求人雑誌から応募する
  • 転職フェアや企業説明会に参加する
  • 企業の採用ページから直接応募する
  • ハローワークの求人から応募する
  • 転職エージェントを利用する

5つの中でも転職エージェントを利用している人が多いです。

その理由は転職エージェントのサポート体制が充実しているから。

転職エージェントのサポート内容
  • あなたの強みや適性をアドバイスしてくれる
  • 希望の条件に合った仕事を紹介してくれる
  • 履歴書や職務経歴書の添削
  • 模擬面接による面接練習
  • 面接日程や入社日のスケジュール調整
  • 給与交渉
  • 入社後のアフターフォロー

これだけのことを無料でサポートしてもらえるから損はありません。

転職エージェントを利用しなければ、これらを全部自分一人でやることになります。

仕事が忙しくて転職活動の時間がない

未経験からの転職で自信がない

少しでも不安がある人は転職エージェントに登録しましょう。

一人でやる転職活動は失敗の原因になります。

転職エージェントのサポートを受けてスムーズに転職しましょう。

かんたん無料登録
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③経理の実務セミナーに参加して経理の仕事内容を知る

人材紹介会社では無料で参加できる実務セミナーや動画講座を開催しています。

実務セミナーならとんがりコラボ

中小企業の経理と総務の実務を学べるとんがりコラボのセミナー

未経験から経理を目指すなら必ず参加しておくべき無料セミナーです。

私は、過去に人材紹介会社の実務セミナーに積極的に参加していたら、

「弊社の実務セミナーを積極的に受講していただいているスタッフです」とアピールしてもらえ、採用につながった経験があります。

動画講座ならアカウンタンツライブラリー

経理の実務動画講座なら【アカウンタンツライブラリー】がおすすめ。

講師の先生の評判も良くて、簿記の知識を実務で使えるレベルに磨き上げてくれます。

月額980円(税込)です。

実はこれ、無料で使える裏ワザがあって、

ジャスネットキャリアに登録している人は完全無料で使えます。

ジャスネットキャリアは無料で使える経理専門の転職エージェントです。

ジャスネットキャリアに聞いてみたんですが、
まだ仕事探しを始める予定が無い人でも登録OKだそうですよ。

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④無料で使える会計ソフトを使って操作に慣れておく

経理の現場では会計ソフトを使って仕訳や申告を作成しています。

会計ソフトに慣れておくと周りと差がつきますよ。

家計簿みたいな感覚で、
個人でも使える会計ソフトを試してみてください。

会計ソフトは freee(フリー)会計がおすすめです。

クラウド会計ソフトfreee(フリー)は、
大手企業から中小企業まで幅広く導入されています。

まずはお試しプランを無料で使ってみましょう。

クレジットカードの登録不要。
メールアドレスだけで始められますよ。

法人が使うプランとほぼ同じ機能が揃っています。

実際の経理の仕事をイメージしやすいですよ。

モブ美

モブ美の会社もfreee会計を使っているよ

簡単3ステップでfreee会計を無料お試し!

STEP
「個人のお客様」をクリック
freee-image2

個人のお客様を選択して「無料ではじめる」をクリックします。

スマホの場合は「アプリをインストール」します。

経理の実務に慣れるためにはパソコンでの操作をおすすめします。

さっそく始める
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無料から使える会計ソフト「freee(フリー)」

STEP
「個人事業主」を選択してメールアドレスとパスワードを入力

「個人事業主」(副業の確定申告も含む)を選択して、メールアドレスとパスワードを入力します。

入力し終えたら「freeeを始める」をクリックします。

STEP
さっそくfreee会計を使ってみましょう!

実際のfreee会計の操作画面です。

法人が使っているfreee会計の操作画面とほぼ同じです。

お試しプランは、30日間のお試し期間が過ぎると自動的に「無料プラン」に切り替わります。

「無料プラン」はお試し期間よりも使える機能が減ってしまいますが、ずっと無料で使えます。

>>無料でfreee(フリー)を使ってみる

⑤未経験OKの求人に応募する

転職エージェントに登録すると、あなたに合った未経験でも取り組みやすい求人を紹介してくれます。

紹介された求人に応募する場合は、以下の3つのポイントを意識しておきましょう。

  • サポート体制がしっかりしている会社か
  • 月次決算の経験が積めるか
  • 給料や通勤時間があなたの生活に合っているか

転職エージェントに紹介された求人を断ることもできます。

紹介された求人を断ってもいいので安心してくださいね。

ただし、断りたい場合は以下の3つの注意点を守るようにしましょう。

転職エージェントの紹介を断るときの注意点

  • 応募する前に断る
  • 断りたい意思を明確に伝える
  • 無視や放置をしない

思うように求人が見つからないときは

転職エージェント紹介された求人、何となくピンとこない

なかなか採用してもらえない!

思うような求人が見つからない、採用が決まらないときは、

会計事務所などで派遣やアルバイトから経験を積むことも視野にいれてみましょう。

アルバイトや派遣社員で経験を積む

アルバイトや派遣社員で働くことでも経理の実務経験を積むことができます。

アルバイトや派遣社員は、
正社員よりも採用のハードルが低くいです。

いち早く経験を積みたい人におすすめですよ。

ただし、業務内容は簡単なものが多いため、
キャリアアップが見込めない可能性があります。

「月次決算の補助」経験があると転職でも有利になります。

アルバイトや派遣社員の経験を活かして転職するプランも考えておきましょう。

会計事務所で経験を積む

会計事務所(税理士事務所)に転職して実務経験を積む方法もあります。

会計事務所の仕事では、
簡単な仕訳入力から税務申告のサポートまで幅広い業務に携わることができます。

会計事務所で働いた経験は一般企業の経理でも高く評価されますよ。

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経理の実務経験とは?

「経理の実務経験がある」と言えるには、
どのような経験が必要か、具体的に見ていきましょう。

経理の仕事は主に3つに分かれます。

中小企業の経理では、年次業務を顧問税理士が行うケースも多いです。

また、実務経験の経験年数は1年以上が望ましいとされています。

日常業務で重視される経験

経理の日常業務には以下のようなものがあります。

  • 現預金の管理
  • 立て替え経費精算
  • 会計ソフトを使用した入力業務
  • 伝票の整理

会計ソフトを使った経験は、
経理の実務経験としてアピールポイントになりますよ。

月次業務で重視される経験

経理の月次業務には以下のようなものがあります。

  • 月次決算
  • 支払業務
  • 請求書の発行
  • 売掛金・買掛金の管理
  • 給与計算

月次決算の経験がある人を求めている企業は多いです。

年次業務で重視される経験

経理の年次業務には以下のようなものがあります。

  • 年次決算
  • 税務申告
  • 法定調書の作成

年次業務は税理士や社労士に行うケースも多く、経験がなくても問題ないことが多いです。

経理で実務経験者が優遇される理由

経理の転職は、実務経験者が採用されることが多いです。

その理由は、
経理の仕事には高い専門知識が求められるためです。

また、企業側も経理の実務経験がない人に
教育の時間と労力をかける余裕がないという事情も背景にあります。

高い専門知識が必要

経理の仕事には高い専門性が求められます。

経理は会社のお金を管理する重要な部門です。

ミスなくスピーディに業務を進める必要があります。

それには簿記だけでなく
税務や労務の専門知識も必要です。

また、経理には
「知らなかった」では済まされない業務がたくさんあります。

会社の信用にかかわる重要な業務を、実務経験がない人に任せるのは企業にとってリスクになります。

企業が教育コストをかけられない

経理の実務経験がない人を育成するには、時間と労力がかかります。

新人がミスを犯すとフォローアップが必要になります。

日常業務をこなしながら教育を行うのは大変です。

そのため、企業はできるだけ即戦力を求める傾向があります。

企業側としては、
他の会社でひととおりのミスを経験して、

実力が身についたうえで転職してきてほしいというのが本音です。

経理の実務経験がない場合のアピール方法

経理の実務経験がない場合は、
経理の仕事と似ている経験がアピールポイントになります。

コツコツ作業や単純作業が得意といった適性をアピールすることも効果的です。

経理と共通点のある仕事をアピールする

経理の実務経験がない場合でも、
経理に近い内容の仕事の経験があればアピールポイントになります。

経理はデスクワークやパソコン操作が中心となります。

書類整理やパソコン操作の経験があれば、経理の仕事で十分に活かせます。

経理と共通点のある仕事
  • 一般事務
  • 営業事務
  • パソコンを使う仕事
  • Excel(エクセル)を使った集計作業
  • 数字に関する仕事

経理と共通点が多い仕事は評価にもつながりやすいです。

経理の実務経験がなくても、
経理に関連する仕事の経験があれば積極的にアピールしましょう。

経理に向いている資質や性格をアピールする

経理の仕事は簿記の知識や実務経験だけで決まるわけではありません。

人柄が社風と合うか、経理としての資質を持っているかといった性格や適性も評価対象になります。

  • 正確に業務をこなせる
  • 素直で柔軟性がある
  • コツコツした業務が得意

このような資質や性格は積極的にアピールしましょう。

実務経験がなくても評価につながる資格

実務経験がない場合でも、
経理の実力を証明できる資格を持っていると有利になる場合があります。

経理業界では、日商簿記2級の資格を持っていることは当たり前とされています。

そのため、簿記2級以上の高度な資格を持っていると、他の応募者との差別化になります。

注意したいのは、資格取得取を目的にしないことです。

資格の勉強よりも転職活動を優先することが大切ですよ。

日商簿記1級

日商簿記1級は、単なる丸暗記だけではクリアできない難関資格として知られています。

簿記のルールの背景や本質を理解しないと合格することはできません。

そのため、日商簿記1級を取得していることは、
経理に必要な高度な知識と理解力を備えていることのアピールになります。

税理士 

税理士は、税務書類の作成や税務相談など、
税務に関する専門的な業務を独占的に行う国家資格です。

税理士は税務や会計のプロフェッショナルです。

経営のアドバイザーとしても高い専門性が求められる資格です。

科目合格制度が導入されており、
一科目だけでも評価されるケースが多いです。

TOEIC

海外と取引のある企業や、外資系企業の経理部門では、英語のスキルが求められます。

英語での経理や国際税務の知識が必要とされる場合もあります。

また、英語でのメールのやりとりやミーティングが発生するため、

英語の基礎力がある人材は優遇される傾向があります。

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