経理を目指している人なら絶対取っておきたい簿記2級。
簿記2級は、経理以外でも役立つ場面がたくさんあります。
この記事では簿記2級を取るメリットを5つ紹介します。
簿記2級を取得して人生の選択肢を広げていきましょう!
簿記2級を取る5つのメリット
経理を目指す人にとって、簿記2級を目指すことはメリットがたくさんあります。
簿記2級は、会社から評価されたり、応募できる求人の幅が広がったりと、人生の選択肢を広げてくれる資格です。
簿記2級は資格を更新する必要もありませんし、一度取ったら一生使える資格です。
①経理の就職や転職で有利になる
簿記2級を持っていると、経理職への就職や転職で有利に働くメリットがあります。
簿記2級は難易度が高く、しっかり対策して勉強しないとなかなか合格できません。
そのため、簿記2級を持っていること自体が経理に向いていることの証明にもなります。
履歴書の保有資格の欄に「日商簿記2級」と書かれているだけで、経理の基礎知識があり、数字を扱う能力がある人材であることが伝わります。
簿記2級を取得しておけば書類選考に通過しやすくなったり、未経験からでも経理に採用される可能性がグンと高まります。
②資格手当がもらえて年収が上がる可能性もある
簿記2級の取得が資格手当の対象になる会社も存在します。
簿記2級の資格手当の相場は1,000円~5,000円程度といわれています。
年間で6万円プラスになったら、貯金や投資もできますし、ちょっと贅沢なランチも楽しめますね。
簿記2級の資格手当がでるのは、税理士事務所や会計事務所が多いようです。
資格手当を希望する人は、簿記の価値をしっかりと理解してくれている業界を選びましょう。
③経理職以外を目指す人にも役立つ
簿記2級の資格は、経理職以外を目指す人にも役立ちます。
例えば、営業職では簿記の知識を活用して、企業の経営状況を把握したり、商品の販売戦略を立てたりすることができます。
経理以外の職業では、簿記を持っていない人も多いため、簿記2級を取得していることで目立つことができます。
簿記2級の資格を取得することで、経理職以外の職種でも高い評価を得られることもあります。
④難関資格を目指すための基礎知識が身につく
簿記は税理士や会計士といった難関資格を目指すための基礎知識が身につきます。
どんな勉強にも基礎は大切です。
基礎ができていなくて資格試験の勉強に行き詰る人をたくさんみてきました。
税理士や会計士を目指す前に腕試しに簿記を取得する人もいるほど、簿記は基礎が身につく資格です。
簿記の基礎を身につけることで、難関資格の勉強がスムーズになります。
⑤ビジネスの基礎知識が身につく
簿記は、ビジネスの基礎知識が身につく資格です。
簿記の勉強では、お金の流れや経営のしくみなど、ビジネスの基本的な知識を学ぶことができます。
財務諸表の知識を身につければ、会社の経営状態も読み解けるようになります。
簿記2級の知識は経営状態を読み解けるようになり、投資にも役立ちます。
財務諸表を「この会社、儲かっているのかな」「将来性はあるかな」という視点からも見れるようになりますよ。
おわりに
どんなにAIやIT技術が進歩しても、簿記2級の需要は変わりません。
AIが出した答えをどうやって使うのか、活かしていくのは私たち人間の役割です。
そのために簿記の知識は必要不可欠です。
AIが進歩して経理の仕事がなくなると言われていますが、私たち人間が活かしていかない限り、そこにあるのはただの数字です。
簿記2級の勉強を通して、数字を意味あるものに活かしていける人材を目指しましょう!
気軽にどうぞ♪